onzeのこと-3

onzeのこと3回目、本日はコンセプトについてお話しします。


それはいたってシンプルで、「ストーリーを結ぶ」ということ。

贈り物を受け取る人がいて、贈り物を探す人がいて、贈り物を作る人がいる。
それぞれにストーリーがあり、
その間を結ぶ人でありたいという気持ちからonzeをつくりました。

素敵な商品はたくさんあるけれど
世の中に広まるのは大量生産されたものばかりで
人の手によって大切に作られたものほど広まりにくいと思っています。

それは”売ること”を目的としてつくられているわけではないから。

ものづくりに携わる人々は、ものに愛情を持つほど、
それを大切に使ってくれる人の元へ届けたいと思い
不器用になってしまうように思います。
売ることで成り立つものづくりだとしても、変わらないのではないでしょうか。

onzeでは、贈り物の基本はものづくりだと考えています。
だから、商品の価格を下げることはしません。
作り手さんの気持ちを大切にし、受け取ることから始めたいと思います。

そして作り手さんと買う人と受け取る人の間を、取り持つお仕事をしていきます。


ちなみに、onzeのweb shopトップページでは、真ん中に額縁を飾っています。

前回お話ししたcarterie RYTさんに制作をお願いしたのですが、
onzeのコンセプトである「結ぶ」というキーワードをもとに
額縁がロープになっているのです。



次回はonzeのセレクトについてお話しします。
 
コメント